2021年8月8日 Garoon API アップデート情報

API 更新情報

2021 年 8 月 8 日に実施するメンテナンスにおける、Garoon API のアップデート内容は次のとおりです。

今月の Garoon API

8 月版の定期メンテナンスで、経路種別が「承認(全員)」のワークフローにおける、申請の最終承認に関する不具合を修正します。

これまで経路種別が「承認(全員)」の申請において、ステータスが承認済み(APPROVED または approved)に変更されるタイミングや、最終承認日に日時が設定されるタイミングは、最終承認者のいずれか一人が承認したときでした。

定期メンテナンス以降では、これらのタイミングは最終承認者の全員が承認したときに変わります。

最終承認時に却下したとき、ステータスが却下(REJECTED または rejected)に変更されるタイミングは、これまでとおり変更はありません。
ステータスが却下に変更されるタイミングは、最終承認者のいずれか一人が却下したときです。

Garoon JavaScript API

機能追加

スケジュールに関するイベントを追加しました
対象 API
メール送信前イベントで false を返却すると、Garoon のエラーダイアログが表示されずにメール送信を中止できるようになりました
対象イベント

メールを送信する前のイベント - mail.mail.send.submit

Garoon REST API

機能追加

プロキシ API 設定 (External link) を取得、登録、更新、削除できる API を追加しました
対象 API

不具合修正

ワークフローにおいて、申請の最終承認日時を条件に指定して申請データを検索したとき、ステータスが「IN_PROGRESS」の申請データが取得されてしまう現象を解消しました
対象 API

申請データを取得する - /g/api/v1/workflow/admin/requests

発生条件
  • 経路種別が「承認(全員)」の申請
  • 最終承認者が複数設定されている。
  • 申請の最終承認日時(rangeStartApprovedAtrangeEndApprovedAt)を条件に指定して、対象 API を実行する。
修正内容

取得できる申請データは次のとおりです。

修正前
  • 最終承認者のいずれか一人が承認した申請(「IN_PROGRESS」)
  • 承認済みの申請(「APPROVED」「COMPLETED」)
  • 却下された申請データ(「REJECTED」)
修正後
  • 承認済みの申請(「APPROVED」「COMPLETED」)
  • 却下された申請データ(「REJECTED」)

Garoon SOAP API

不具合修正

ワークフローにおいて、申請の最終承認日時を条件に指定して申請データを検索したとき、ステータスが「inprogress」の申請データが取得されてしまう現象を解消しました
対象 API

管理者として申請情報を取得する - WorkflowGetRequests

発生条件
  • 経路種別が「承認(全員)」の申請
  • 最終承認者が複数設定されている。
  • 申請の最終承認日時(@start_approval_date@end_approval_date)を条件に指定して、対象 API を実行する。
修正内容

取得できる申請データは次のとおりです。

修正前
  • 最終承認者のいずれか一人が承認した申請(「inprogress」)
  • 承認済みの申請(「approved」「completed」)
  • 却下された申請データ(「rejected」)
修正後
  • 承認済みの申請(「approved」「completed」)
  • 却下された申請データ(「rejected」)

製品のアップデート情報

API 以外の Garoon のアップデートに関する情報は、 クラウド版 Garoon 更新情報 (External link) を参照してください。
8 月定期メンテナンス分は後日公開されます。