第 0 回 kintone カスタマイズをはじめる前に知っておきたい 6 つのこと
初めて kintone をカスタマイズする人が kintone API の基礎知識を学べるよう、チュートリアルの内容を充実させてリニューアルしました。
リニューアル後のチュートリアルは次のページを参照してください。
はじめよう kintone API
はじめに
本記事では、大人気シリーズ はじめよう kintone API シリーズ を始める前に知っておきたいいくつかのことを紹介します。
その 1 kintone 開発者ライセンスを申し込む(環境準備)
まずは、開発用に使える kintone 環境を取得しましょう。
本サイトでは、メンバー登録(無料)をすると 1 年間無償の開発者ライセンスが取得できます。
開発者ライセンス
記事内の注意事項にもあるとおり、お申込みから発行まで 30 分程度かかります。
その 2 エディタを準備する
JavaScript ファイル作成時におすすめのエディタや IDE を紹介します。
JSEdit for kintone
本サイトのサンプルに掲載しているプラグインです。
プラグイン設定画面で、JavaScript を記述できます。
Brackets
Adobe 提供のエディタです。
Sublime Text
Web 制作界隈で人気のエディタです。
Visual Studio Code
Microsoft 提供のエディタです。開発を効率化できる拡張機能が充実しています。
サイボウズ主催のカスタマイズ勉強会「devCamp」でも利用しています。
この他にも、さまざまなエディタがありますので、自分の使い易いエディタを探してみましょう!
その 3 コーディングガイドラインを理解する
開発を始める前に、次の 2 つのコーディングガイドラインを読みましょう。
アップデートの影響で kintone カスタマイズが動かなくなったり、セキュリティ事故が発生したり、といったことを防ぐために必読な内容です。
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kintone JavaScript コーディングガイドライン
「アップデートの影響を受けないようなコードとは」など、kintone カスタマイズ固有の注意すべき点を説明しています。 -
セキュアコーディングガイドライン
「脆弱性を作らないためのコーディング」や「認証情報の取り扱い」など、セキュアなコードを書くために注意すべき点を説明しています。
その 4 エラーの原因を調査する方法を知る
kintone JavaScript カスタマイズを進めていく上で、エラーの原因を調査したい時の方法を下記 Tips でまとめています。
動かない?そんな時はデバッグをしてみよう!入門編
その 5 JavaScript コードチェッカーを知る
開発が終わって、社内のアプリへ適用する前にコードレビューをしましょう。
別の開発者の方のコードレビューも大切ですが、本サイトでは自動レビューツールを公開しているので有効に活用しましょう。
ESLint(JavaScript コードチェッカー)
その 6 cybozu developer network コミュニティを活用する
JavaScript 開発を進めていく中で、行き詰まることもあるかと思います。
そんな時は、本サイトのコミュニティで質問してみましょう。そして、慣れてきたら回答にもチャレンジしてみましょう。
cybozu developer community
さいごに
ここまで準備ができたら、次はいよいよはじめようシリーズの本編に移りましょう。