ASTERIA WARP(インフォテリア株式会社)

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(著者:インフォテリア株式会社 森 一弥)

データ連携ミドルウェア「ASTERIA WARP」の4つの特長

ASTERIA WARPはシェアNo.1のデータ連携ミドルウェア[1]です。

アイコンを並べるだけの簡単操作で高速開発を実現するASTERIA WARPは、社内システム同士を連携する企業内の連携基盤として、あるいは社内システムとクラウドの連携基盤として、多くの企業のシステムを支えている製品です。

その特長は以下の4つにまとめられます。

kintoneとの連携で広がる可能性

ASTERIA WARPとkintoneの連携には、専用のアダプターが用意されています。アダプターは画面操作だけでkintoneと連携することができます。
このアダプターを利用することで、社内システムや社内に置かれているファイルとkintoneとの連携や、kintone上のデータを別のクラウドサービスと連携することができます。

kintoneとつなげてみよう!

ここからは、実際の業務を例にとって連携方法を見ていきたいと思います。kintoneで管理している顧客リストを元にメールを送付することを考えてみましょう。
登録されているすべての顧客にメールを送るのは簡単です。しかし、実際にメールを送ることを考えるとすべての顧客が対象となることはあまりありません。ここでは、契約期間終了を目前にした顧客のみを対象に、自動的に更新案内のメールを送ることを考えてみます。

1.kintoneアプリを準備しましょう

kintoneはゼロからアプリを作っていくこともできますが、ベースとなるものを選んでカスタマイズした方が簡単です。今回は顧客リストを扱いたいのですが、kintoneにはそのものズバリ「顧客リスト」アプリがありました。これをベースにしたいと思います。

ベースとしたアプリに「契約終了日」という日付型のフィールドを追加します。

データ連携のポイントとなるのが、「フィールドコード」です。これは外部のプログラムがフィールドを識別するための名前になります。ASTERIA WARPでもこの名前を使って連携を行いますので、わかりやすい名前をつけることをおすすめします。

また、デフォルトで用意されているフィールドにもフィールドコードがあります。デフォルトの名前の中にはフィールドの型と番号を使った、識別しづらい名前もあるので、表示名と同じものに変更しておくことをおすすめします。

できあがったフォームがこちら。

さらに一覧の方にもこの契約終了日を入れておきましょう。
一覧への追加はデータ連携には不要ですが、内容を確認しやすくなりますので追加しておくといいですね。

2.連携のフローを作ってみる!

kintoneのアプリは準備できました。続いてASTERIA WARPでアイコンを並べてデータ連携を実現していきましょう。
ASTERIA WARPは専用の開発ツール「フローデザイナー」を使って開発します。こちらがその画面です。

画面は新規でプロジェクトを作成した直後のものです。上部にたくさんアイコンが並んでいますね。ここから必要なものをドラッグ&ドロップで配置してデータ連携を実現します。

2.1.アイコンの配置とコメントの記入

まずは必要なアイコンを並べます。

開始と終了を合わせても、たった5つのアイコンでこの処理が実現できてしまいます。コメントも入れられますので、あとから見てもどんな処理なのか一目瞭然です。

2.2.接続情報を設定しよう!

kintoneにASTERIA WARPから接続するために、まずは「コネクション」を設定します。と言っても何も難しいことはありません。
配置したkintoneからデータを取得するアイコンをダブルクリックします。「接続名」のプルダウンから「新規kintoneコネクション」を選んでください。

表示される画面でサブドメイン名と、ログイン名、パスワードを入れて「保存」するだけで完了です。

2.3.kintoneからの条件付きデータ取得

接続設定が完了していると、左側にkintoneアプリのリストが表示されるようになります。

アプリのリストから「顧客リスト」を選択します。中央には選んだアプリのフィールド一覧が表示されますので、データがほしいものを選択します。今回は「会社名」「部署名」「担当者名」「Mail」「契約終了日」を選びました。

さらに、条件を指定します。今回の想定は月末までの契約の顧客に月のはじめにメールを送ることとします。つまり「契約終了日」が今月のものをピックアップする事になります。ダイアログ上の「契約終了日」で右クリックして「条件の追加」を選びます。ここで条件指定するのですが、プルダウンから選べる「THIS_MONTH()」とイコールになるようにすれば良さそうですね。

条件が指定できたら「保存」をクリックしてフローに戻りましょう。

2.4.メールの宛先と本文を指定

次は宛先指定と本文の作成です。マッパーと呼ばれるアイコンをダブルクリックすると先ほど指定したkintoneのフィールドが左に、右にはメール送付用の項目が並んでいます。

メール本文は顧客の会社名、部署名、担当者名を用意したテンプレートに埋め込めば作成できそうです。件名と差出人は固定の文字でよいでしょう。宛先は取得した「Mail」の項目が該当します。

2.5.メールの設定

メールを送るにはSMTPサーバーを指定します。kintoneの接続設定でも行った「コネクション」をメール用に作成します。

 

フローデザイナーの左下より「コネクション」を選び、SMTPサーバーのコネクションを新規で作成します。
メールクライアントと同様の設定を右上のプロパティで入力するだけなので、こちらは簡単ですよね。設定したコネクションは、メール送付のアイコンのコネクションとして設定します。

2.6.毎月自動で動かすには?

ここまででkintoneからデータを取得してメールを送る処理ができあがりました。次はこの処理をいつ動かすのかを設定しなければなりません。これも、フローデザイナーから簡単に行うことができます。

メニューの「実行 > 実行設定」にトリガーと呼ばれる起動方法に関する設定画面が用意されています。今回は毎月動かしたいので、このメニューから「毎月実行」を選びます。

専用の画面を使って毎月1日の朝9時に実行するように設定してみました。
これで業務を自動化できました。
この他にも日次や指定した時間に実行するものや、フローにURLを割り当てWebブラウザなどから実行する「URLトリガー」など様々な起動方法が用意されています。

まとめ

今回はkintoneとメールの連携を作成してみましたが、Salesforce.comとの連携など様々な連携も可能です。
Salesforce.comとkintoneの連携をしてみたブログはこちら。

http://www.infoteria.com/jp/warp/blog/cat1/14135.html

その他にも社内システムに社外から入力したいという要望も多く聞かれます。kintoneを入力画面として使って社内システムと連携すれば、対応ブラウザやスマホを制限したりせずにモバイル用のインターフェースを用意することができます。データ連携することで既存システムを変更せずに新しい価値を取り込めるので、様々な用途で検討できます。ASTERIA WARPの導入事例も公開中ですのであわせてご覧になってください。

http://www.infoteria.com/jp/warp/case

簡単な開発の流れを追ってきましたが、いかがでしたでしょうか?自分でもできそうかも?と思って頂ければ幸いです。

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