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レコード一覧のクエリ文字列を取得する
現在開いてるレコード一覧の絞り込み情報をクエリ文字列で取得できます。
- PC用とスマートフォン用で利用できます。
- スペースに貼りつけたアプリでは利用できません。
- 表示件数(limit)、表示開始位置(offset)、表示順(order by)を取得するには こちら を利用します。
- アプリの動作確認テスト画面、スペース内アプリも含まれます。
- 複数の条件の括弧がandやorでつなげられたクエリの場合、各括弧内の条件は最大で14個です。15個以上を指定したクエリの場合はエラーが発生します。表示するレコードの条件を指定と組み合わせて利用する場合にご注意ください。
関数
環境 | 関数 |
---|---|
PC用 | kintone.app.getQueryCondition() |
スマートフォン用 | kintone.mobile.app.getQueryCondition() |
引数
なし
返り値
- 文字列または null が返ります。
- レコード一覧画面で絞り込み条件がない場合は空文字列が返ります。
- 利用できない画面では null が返ります。
サンプル
利用できる画面
- レコード一覧画面
- グラフ画面
レコード一覧のクエリ文字列を取得する(オプション付き)
現在開いてるレコード一覧の絞り込み情報をクエリ文字列(オプション付き)で取得します。
- PC用とスマートフォン用で利用できます。
- スペースに貼りつけたアプリでは利用できません。
- アプリの動作確認テスト画面、スペース内アプリも含まれます。
関数
環境 | 関数 |
---|---|
PC用 | kintone.app.getQuery() |
スマートフォン用 | kintone.mobile.app.getQuery() |
引数
なし
返り値(PC用)
- 文字列または null が返ります。
- 利用できない画面では null になります。
- 絞り込みがない場合は、ソート順(order by)、表示件数(limit)、位置(offset)のクエリ文字列が返ります。 ※レコード一覧画面のみ
- ソート条件がない場合は、表示件数(limit)、位置(offset)のみのクエリ文字列が返ります。 ※レコード一覧画面のみ
返り値(スマートフォン用)
- 文字列または null が返ります。
- 利用できない画面では null になります。
- ソート条件がある場合は、ソート順(order by)のクエリ文字列が返ります。 ※レコード一覧画面のみ
- ソート条件がない場合は、空のクエリ文字列が返ります。 ※レコード一覧画面のみ
サンプル
利用できる画面
- レコード一覧画面
- グラフ画面
フィールド要素を取得する
フィールドコードを指定して、レコード一覧から対応するフィールド要素の配列を取得します。
- PC用とスマートフォン用で利用できます。
- スペースに貼りつけたアプリでは利用できません。
- アプリの動作確認テスト画面、スペース内アプリも含まれます。
- 取得した DOM の style(装飾するための DOM)はサポート対象ですが、それ以外はサポート対象外となります
- DOM の内部構造を変更するような処理を行うと、kintone のバージョンアップ後に動作しなくなる可能性があります
関数
環境 | 関数 |
---|---|
PC用 | kintone.app.getFieldElements(fieldCode) |
スマートフォン用 | kintone.mobile.app.getFieldElements(fieldCode) |
引数
パラメータ名 | 指定する値 | 必須 | 説明 |
---|---|---|---|
fieldCode | 文字列 | 必須 | 取得するフィールドのフィールドコードを指定します。 |
返り値
- フィールド要素の配列または null が返ります。
- 利用できない画面では null になります。
- レコードが 1件もない場合は空配列が返ります。
- 該当するフィールドがない場合、表示されていないフィールドを指定した場合は null が返ります。
サンプル
取得できないフィールド
以下のフィールドを指定した場合は null が返ります。
- テーブル
- テーブルに含まれるフィールド
利用できる画面
- レコード一覧画面
その他
インライン編集中の状態で関数を使用した場合、編集 UI を含む要素が返ります。
レコード一覧のメニューの右側の空白部分の要素を取得する
- PC用のみで利用できます。
- スペースに貼りつけたアプリでは利用できません。
関数
kintone.app.getHeaderMenuSpaceElement()
引数
なし
返り値
- メニュー(追加・一覧・絞り込み・グラフ)の右側の空白部分の要素を返します。
- レコード一覧画面以外ではnullを返します。
サンプル
レコード一覧のメニューの下側の空白部分の要素を取得する
- PC用のみで利用できます。
- スペースに貼りつけたアプリでは利用できません。
関数
kintone.app.getHeaderSpaceElement()
引数
なし
返り値
- メニュー(追加・一覧・絞り込みなど)とレコード一覧の間の空白部分の要素を返します
- レコード一覧画面以外では null を返します。
サンプル
関連レコード一覧の参照先のアプリIDを取得する
関連レコード一覧のフィールドコードを指定して、参照先のアプリIDを取得します。
- PC用のみで利用できます。
- スペースに貼りつけたアプリでは利用できません。
詳細は、レコード詳細情報取得 をご覧ください。
ルックアップフィールドの参照先のアプリIDを取得する
ルックアップフィールドのフィールドコードを指定して、参照先のアプリIDを取得します。
- PC用のみで利用できます。
- スペースに貼りつけたアプリでは利用できません。
詳細は、レコード詳細情報取得 をご覧ください。
ヘッダーの下側の空白部分の要素を取得する
- スマートフォン用のみで利用できます。
- スペースに貼りつけたアプリでは利用できません。
カレンダービュー以外 | カレンダービュー |
---|---|
![]() |
![]() |
詳細は、ヘッダーの下側の空白部分の要素を取得する をご覧ください。
一覧画面にて、JSからREST APIを使ってレコード更新後、リロードをせずに即時一覧に反映させたいです。
具体的には、レコードごとに「検収日を今日に変更」みたいなボタンを設置し、押すとREST APIで更新して画面に反映させたい考えです。
リロードするラグが嫌なので、kintone側でajaxで同じページのrecord/list.jsonを再読込してDOM反映させてほしいのです。
このような方法はありますでしょうか?
ちなみに、これをやる前に試したのは'app.record.index.edit.show'のタイミングでもう中身をそのように変更してreturn eventして書き換えられたものが入力フォームに反映されるだろうと踏んでやってみたのですが、フォームにも反映されず値にも反映されず。app.record.index.edit.showで有効なのはdisabledくらいなのですかね、残念です。
Masayuki Ishikawa 様
お世話になっております。developer network事務局です。
一覧画面でリロードなしで値を変更することはできません。
ご期待に沿えず申し訳ございません。
お世話になっております。
一覧画面の各レコードに表示する内容を変更したいです。
具体的には、アプリAの「予算単位」という項目に、現状「予算単位」しか表示されていないですが、
アプリA「予算単位」 + アプリB「予算単位名称」
という表示に変更したいです。
このように一覧の描画処理のようなことは可能でしょうか?
Yuta様
お世話になっております。cybozu developer network 運営でございます。
別アプリのレコードの一括取得をした上で、カスタマイズビューを用いて表示することで可能かと思います。
恐れ入りますが、こちらのコメント欄は記事内容のフィードバック目的となっているため、
記事から派生した技術的なご質問はcybozu developer コミュニティをご活用ください。
よろしくお願い致します。