(著者:菊地 宏司)
今回は、JavaScriptを使ってkintoneアプリから.comのユーザーを登録する方法について紹介したいと思います。
ユーザーマスタをkintoneアプリで作成し、定期的に登録や更新することで、ExcelやCSVで使わずにメンテナンスできるようになります!
「あとチョット」な部分をユーザ管理アプリという形で実現させてみましょう。
処理の流れ
- フォームの情報からCSVファイルを作成する
- CSVファイルをユーザインポートAPIを使って登録する
フォームイメージ
まずはアプリフォームのイメージです。以下の項目を用意しておきます。
今回はこのユーザ情報を.comに登録してみましょう。
CSVデータの作成
上記のフォームデータを元にCSVを生成します。
フォームにない項目については空アイテムとして指定します。
CSVのフォーマット形式についてはこちらを参照
ユーザ情報の登録
CSVファイルを作成したら次にファイルをアップロードします。
ファイルのアップロード手順はこちら。
※ファイルのアップロード、ダウンロードを実行する際には、セッション認証が必要になります。
ではユーザインポート処理のコードを見てみましょう。
前項で作成したCSVファイルをアップロードして、そのレスポンスからfileKeyを取得します。
次にfileKeyをユーザーインポートAPIを使用して登録しています。
この時ユーザインポートAPIでは"POST"を行います。通常のファイルアップデートではレコードに対して"PUT"を行いますが、ここでは"POST"です。
意外と間違えちゃう箇所なので注意してください。
※このTipsは、2014年4月版で確認したものになります。
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