ワークフロー申請の作成画面が表示されたときのイベント
ワークフローで申請の作成(内容の入力)画面を表示するときに発生するイベントです。
イベントタイプ
workflow.request.create.show
使用可能なガルーンバージョン
- クラウド版 Garoon
- パッケージ版 Garoon バージョン 4.6.0以降
eventオブジェクトのプロパティ
プロパティ名 | 型 | 説明 |
---|---|---|
type | 文字列 |
イベントのタイプ |
viewer | 文字列 |
閲覧者のタイプ。値は次のいずれかになります。
|
reuse | 真偽値 | 再利用の場合は true。通常の作成画面は false。 |
preview | 真偽値 | 申請フォームのプレビュー画面の場合はtrue。通常の作成画面はfalse。 |
draft | 真偽値 | 下書きの場合はtrue。通常の作成画面はfalse。 |
confirm | 真偽値 | falseのみ |
stepCode | 文字列 | 経路ステップコード |
request | オブジェクト |
画面表示時のデータを保持したrequestオブジェクト
|
利用可能な画面
- 申請の作成画面(再利用や代理申請も含む)
eventオブジェクトで実行できる操作
サンプルプログラム
eventオブジェクトで実行できる操作
項目の値を書き換える
ハンドラーが request オブジェクトの項目の値を書き換えて event オブジェクトを return した場合、その値で項目の値を更新します。
- 項目コードを設定していない項目は書き換えることができません。すなわち、「$」+数字のフォーマットで定義された項目は書き換えることができません。
- フォームから削除された項目は書き換えることができません。
- 最後のハンドラーが return しない場合、項目の値を更新しません。
- 複数のハンドラーが登録されている場合、最後のハンドラーが return した戻り値を基準に反映されます。
サンプルプログラム
書き換えが可能な項目
項目 | type | 型 | value の例 | 補足説明 |
---|---|---|---|---|
文字列(1行) | SINGLE_LINE_TEXT | 文字列 |
"テスト" |
|
文字列(複数行) | MULTI_LINE_TEXT | 文字列 |
"Test data line 1 \nTest data line 2" |
改行文字は「\n」です。 |
メニュー | DROP_DOWN | 文字列 |
"Option3" |
システム管理で設定された値です。 |
ラジオボタン | RADIO_BUTTON | 文字列 |
"Option3" |
システム管理で設定された値です。 |
チェックボックス | CHECK_BOX | 真偽値 |
true |
「true」または「false」です。 |
数値 | NUMBER | 文字列 |
"1234" |
小数点は反映されません。 |
日付 | DATE | 文字列 |
"2016-08-11" |
フォーマットは「YYYY-MM-DD」です。 |
日時 | DATETIME | オブジェクト |
{ |
|
路線ナビ連携 | ROUTE_NAVI | オブジェクト |
{ |
初歩的な質問で恐縮なのですが、サンプルコードにある
request.items.Item1.value
とはどういった構成で、ワークフローの項目を指定しているのでしょうか。
別の記事に記載があるのでしょうか。教えていただければ幸いです。
加藤 様
お世話になっております。cybozu developer network 事務局です。
サンプルコード内の request.items.Item1.value についてですが、
本記事内に記載している「event オブジェクトのプロパティ」の「request」説明部分に記載がございます。
詳細につきましては以下のドキュメントをご確認ください。
回答いただきありがとうございます。APIを使ってコードを記述することに慣れず四苦八苦しておりました。確認いたします。